Baseの設立の経緯やナラティブ
2016年のCoinbase社のマスタープランからみたBase
フェーズ1: プロトコルの開発: ビットコインやイーサリアムなどの新しいプロトコルの開発。: Ethereum
フェーズ2: デジタル通貨交換所の構築: 人々が安全かつ簡単にデジタル通貨を取引できるプラットフォームを提供。: Coinbase
フェーズ3: デジタル通貨アプリの大規模市場インターフェースの構築: 一般消費者と企業がデジタル通貨を利用しやすくする。: USDCや
フェーズ4: オープンな金融システムのアプリの構築: グローバルにアクセス可能な金融システムを再構築。: Base
⇒ このフェーズ4を実現するためのプラットフォームがBaseと解釈することができる
直近の規制動向から見るBase
- 暗号資産の証券規制が米国において厳格化されている
- Coinbaseも訴訟を受けている
- Coinbaseの対策
- オフショアにCoinbase Internationalを設立し、パーペチュアル取引や米国では上場できない銘柄を上場させている
- Baseによるプラットフォームの中心をオンチェーンに移して規制から逃れる動き
各視点から見たときのBaseの強み
ビルダー視点
- Coinbaseが作っているので、多くのライトユーザが流入してくるイメージがあって、ビルダーとして採用しやすい。(ユーザ数を取れそうなイメージがある)
- Onchan Summerなどの定期的なイベントと、ビルダーへのGrants提供
- とくにOnchain Summerは非常に多くのビルダーをあつめることができた
- paradigmとか積極的に投資する可能性があるという期待感やクリプトの世界の中心に
- TVLが急激に伸びている
ユーザー視点
- Coinbaseエコシステムとの統合: BaseはCoinbaseの既存の製品、ユーザー、および資産と密接に統合されており、ユーザーはCoinbaseから直接Baseにアクセスでき、Coinbase Walletを使用してDAppsとやり取りできる